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入力トリガー

入力トリガーは、本文の中で決まった文字の並びを打つと、対応する画面が開く仕組みです。既定では、;; でスニペットの一覧が、行頭の @@ で inline AI command が開きます。打つ文字の並びは Settings → Input Triggers で変えられ、使わないものは止めておけます。

入力トリガーの種類

いまある入力トリガーは 2 つです。

  • Snippets — 既定は ;; です。行の先頭か、空白のすぐ後ろで打つと、スニペットの一覧が開きます。文の途中でも使えます。続けて打った文字で一覧が絞り込まれます。日本語入力のまま打った全角の ;; にも反応します。

  • AI Command — 既定は @@ です。行の先頭で打ち、続けて空白を 1 つ入れると、その行が AI への指示を書く行になります。AI が使える構成のときだけ設定に出てきます。

どちらも、コードブロックやインラインコードの中では反応しません。日本語を変換している最中も反応せず、変換を確定した時点で確かめます。

それぞれの機能の使いかたは スニペット と インラインAIコマンド で扱います。

変更する方法

  1. Mod+, で設定を開き、Input Triggers を選びます。

  2. 変えたい入力トリガーの欄に、新しい文字の並びを入力します。

  3. 止めたいときは、その下の Enabled のチェックを外します。

  4. Save & Reload を押します。

Enabled の下には、いまの設定での打ちかたが Type ";;" in the editor to trigger it. のように出ます。止めているときは Off — this trigger is not mounted in the editor. と出ます。値を最初の状態から変えた項目には、右端に戻すためのボタンが出ます。

AI Command の Enabled を外しても、止まるのは @@ を打って呼び出す方法だけです。Mod+J や Command Palette(Mod+K で開く、コマンドの検索窓)からは、これまでどおり呼び出せます。inline AI command そのものを止めるときは、Settings → Inline AI Command の Enabled を外します。

Snippets の Enabled を外した場合も、Mod+Shift+I や Command Palette の Snippets… からはスニペットの一覧を開けます。

使える文字の並び

文字の並びには、次の決まりがあります。

  • 2 文字以上にします。

  • 空白を含めません。

  • ほかの入力トリガーと同じ並びにはできません。

  • ほかの入力トリガーの先頭部分と重なる並びにもできません。

たとえば、Snippets を @@ にすることも、@@x にすることもできません。どちらも AI Command の @@ とぶつかります。Enabled を外している入力トリガーは、この比べ合いから外れます。

1 文字だけの並びや、空白を含む並びは、保存するとその入力トリガーだけ最初の値に戻ります。ふだんの文章ではまず続けて打たない記号の組み合わせを選ぶと、書いている途中で思わず画面が開くことがありません。

重複できない理由

入力トリガーは、打った文字を 1 文字ずつ見張っていて、並びが一致した時点で画面を開きます。

2 つの入力トリガーが同じ並びだと、どちらの画面を開けばよいかが決まりません。片方がもう片方の先頭部分と同じ場合は、短いほうが先に一致します。長いほうは、最後まで打つ前に必ず短いほうに取られてしまい、いつまでも呼び出せません。

このため、ぶつかる並びを入力すると、その欄の下に Conflicts with AI Command のような赤い注意が出ます。注意が出ているあいだ、その値は保存されません。ぶつかる入力トリガーの Enabled にチェックを入れようとしたときも同じで、チェックは入らずに注意が出ます。

AI が使えない構成では AI Command の欄は出てきませんが、その並びは設定に残っています。そのため、Snippets をその並びとぶつかる値にすると、Snippets の欄に Conflicts with the AI Command trigger "@@" のような注意が出て、やはり保存されません。

設定ファイルを直接書き換えるなどして、ぶつかる並びのまま読み込まれた場合は、Snippets と AI Command の両方が最初の値に戻ります。どちらを変えたかったのかを決められないためです。

@@ との関係

inline AI command の @@ も、入力トリガーの 1 つです。打って呼び出す文字の並びはすべて Input Triggers にまとまっているので、@@ を変えるときもここで変えます。Settings → Inline AI Command には並びの設定は無く、Input Triggers へ移るためのリンクだけがあります。

@@ は行の先頭でだけ働き、;; は文の途中でも働きます。この違いは、文字の並びを変えても変わりません。たとえば AI Command を // に変えた場合も、行の先頭で // と空白を打ったときだけ反応します。

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