ワークスペースメモリ
Memory(workspace ごとに 1 つだけある、AI Assistant 用のメモの frame)は、好みや決めたことを書いておく場所です。書いた内容は AI Assistant が会話のたびに読み、別の会話でも同じ前提で答えます。
Memory でできること
Memory に書くのは、長く使う前提です。文体の好み、取引先の名前、決めた方針などが向いています。
自由な Markdown — 見出しは日本語でも英語でもかまいません。決まった書き方はありません。
1 つの workspace に 1 つ — 別の話題は別の workspace に分けます。
workspace と一緒に同期 — ほかの note と同じく暗号化して保存され、別の端末でも同じ内容になります。
ふだんの note は今までどおり Note Tray に書きます。Memory を開いても Note Tray の表示は変わりません。
開き方
開き方は 3 通りあります。
空の frame で Memory を選びます。
コマンドパレット で Open Memory を実行します。
Mod+Alt+Shift+Mを押します。
すでに Memory の frame があるときは、その frame に移動します。workspace の AI がオフでも、Memory は開いて編集できます。
書いて保存する
Memory は自動では保存されません。書き終えたら Save をクリックするか、エディタで Mod+S を押します。
保存前の文章は AI Assistant に使われません。
toolbar の表示が Saved (revision 3) のようになれば保存済みです。
保存できなかったときも、書いた文章は残ります。通信が戻ってから、もう一度 Save します。
frame を閉じる、workspace を切り替える、再読み込みするときに未保存の文章があれば、保存するか破棄するかを確認します。
別の端末や AI Assistant が先に新しい内容を保存していると、保存は競合として止まります。書いた文章は消えません。新しい内容を読み込むなら Load newer、自分の文章で上書きするなら Save over it を選びます。
AI Assistant の使い方を選ぶ
toolbar のモードで、AI Assistant が Memory をどう扱うかを選びます。モードは workspace ごとに 1 つで、別の端末でも同じです。
| モード | AI Assistant の動き |
|---|---|
| Off | Memory を読みません。書き換えもしません。 |
| Read only | 保存された Memory を読みます。「覚えておいて」と頼むと、追加の案を出します。 |
| Auto remember | 保存された Memory を読みます。会話で伝えた好みや決定を、短く書き足します。 |
最初は Read only です。Read only の案は、Review changes で中身を確かめてから Apply で反映します。Auto remember で書き足したときは、返答に Remembered (revision 5) のような表示が出ます。
モードを変えても、workspace の AI がオンになることはありません。note を読ませる許可や skill を信頼する設定とも別です。
使われた内容の確認
AI Assistant が Memory を使って答えると、返答の下に Used workspace memory (revision 4) のような表示が出ます。クリックすると Memory の Changes(保存した版の一覧)が開き、そのとき使われた版を確認できます。編集中の文章はそのまま残ります。
保存の途中や競合中、大きすぎるときは、Memory は使われません。そのときは理由が返答の下に表示されます。
前の版に戻す
Changes をクリックすると、保存した版の一覧が開きます。版を選ぶと、内容と現在の Memory との違いを確認できます。Restore this revision を選ぶと、その版の内容を新しい版として保存します。そのあいだに別の端末で保存されていた場合は、新しい内容を残して知らせます。
Memory を空にする
Clear memory… をクリックすると、Memory を空にします。未保存の文章があるときは、先に保存するか破棄するかを確認します。
空にしても、モードはそのままです。
空にする前に始まっていた AI Assistant の書き足しは、反映されません。
別の端末が先に保存していたときは、その内容を残して Clear again を表示します。
Caution
Memory を空にしても、会話の履歴は消えません。開いたままの会話では、それまでのやり取りから AI Assistant が前の好みを読み取ることがあります。新しい前提で始めたいときは、新しい会話を始めます。
大きさの目安
frame の上部には、Memory の大きさが「3.2 KB of 8.0 KB」のように表示されます。8 KB を超えると、AI Assistant は Memory を使いません。書いた内容は削られずに残るので、短くまとめてから保存します。