検索
workspace 全体の note は Search all notes(全体検索)で探せます。フォルダをたどる場合は Workspace tree(workspace 全体のツリー)を使います。いまの表示範囲や本文内だけを探す操作もあります。
探す範囲の選択
書いたものを見渡して選びたいときは Pile View(note をカードで一覧して探す画面)を開きます。
「あの言い回しをどこに書いたか」を調べたいときは、Note Tray の中に検索用のパネルを開きます。
いま表示しているプレビュー 1 枚の中だけを探すときは、プレビューの上に検索の帯を出します。
関係のありそうな過去の note を思い出したいときは Similar Notes(いま開いている note と内容の近い note を並べる画面)を開きます。
このうち Pile View、パネル、Similar Notes の 3 つはコマンドパレットから名前で呼び出せます。プレビューの中を探す帯だけは、プレビューの上でキーを押すか右クリックして出します。
Search all notes と Workspace tree
アプリ上部の toolbar の右側に、それぞれのボタンがあります。小さな画面では More tools → App から開けます。toolbar の表示設定によっては … のメニューに入ります。
Search all notes の Number or content に、番号や本文の言葉を入れます。いまの Note Tray の条件とは関係なく探せます。Inbox、Archives、入れ子のフォルダにある note も対象です。
Workspace tree では、四角い開閉ボタンでフォルダを展開します。note を選ぶと、読み取り専用の内容が出ます。選んだだけでは編集中の note は切り替わりません。
Destination で開く先を確認し、Open in editor を押します。選択中の Note Tray が優先され、なければ直前の有効な Note Tray を使います。該当する frame がない場合は、空の frame を使うか、新しく追加します。
表示条件に合わない note も、追加のタブとして開けます。Note Tray の条件は変わりません。閉じて戻る場合は、編集中の内容もそのままです。
Pile View
Pile View は、画面いっぱいに広がる一覧です。開いている note はそのままで、上に重なる形で出ます。
開き方
Command Palette(Mod+K で開く、コマンドの検索窓)で Pile View を実行します。この機能には最初キーが割り当てられていないので、キーで開きたいときは Settings → Shortcuts の Archives にある Pile View に割り当ててください。閉じるときは Escape を押すか、カードの後ろの暗い部分をクリックします。
カードに出るもの
番号 — クリックするとその note に切り替わり、Pile View が閉じます。
見出しと抜粋 — 本文の先頭の見出しと、続く数行が出ます。
ディレクトリの名札 — 複数のフォルダをまとめて表示するとき、note の場所を示します。
アーカイブのボタン — その note をその場でアーカイブします。確認は出ません。
inbox/にある note にだけ付きます。Create note — アーカイブした note のカードから、新しい note を作れます。元の番号は再利用せず、開いた元の Note Tray の作成先と sticker を使います。
Open — 中身が空の note のカードに出ます。押すとその note に切り替わります。
対象範囲
開いた元の Note Tray と同じ、フォルダと sticker の条件で一覧します。上部にその条件が表示されます。Pile View の検索は、この範囲をさらに絞り込みます。
workspace 全体から探す場合は Search all notes を使います。Pile View から別の範囲へ広げる操作ではありません。
絞り込みと並べ替え
上部の入力欄に文字を入れると、一致するカードだけが残ります。入力を止めてから少し待つと反映されます。
入力欄の右にある歯車のボタンから、次の項目を変えられます。
Sort — Created(作った日時)、Updated(最後に書き換えた日時)、Manual(自分で決めた並び)のどれで並べるかです。順序の向きはここでは変えられません。Settings → General の Number order から引き継がれます。
Exact phrase — オンにすると、打ち込んだ言葉がそのままの並びで本文に含まれる note だけが残ります。オフのときは、見出しと抜粋に対する緩い一致になります。この設定は次に開いたときも残ります。
Exact phrase は Command Palette の Toggle Exact Phrase Search からも切り替えられます。
条件を付けた絞り込み
入力欄には、ふつうの言葉に混ぜて次の書き方が使えます。言葉と条件は半角スペースで区切ります。
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
tag:memo | memo という tag が付いた note に絞ります。重ねて書くと、その全部が付いたものだけが残ります |
dir:archives | そのディレクトリの note に絞ります。重ねて書くと、どれかに当てはまるものが残ります |
is:empty / is:nonempty | 中身が空の note、または空でない note に絞ります |
created:>2026-01-01 | その日より後に作った note に絞ります。< を使うとその日より前になります |
updated:<2026-01-01 | 最後に書き換えた日時で同じように絞ります |
書き方が間違っているときは、入力欄の下に赤い文字で理由が出ます。
まとめて片付ける
表示対象が inbox/ だけの場合、下の 2 つのボタンが出ます。
Sweep Empty — 表示されている結果のうち、中身が空の note を確認のうえでまとめて消します。手順は次の「Sweep Empty の確認と結果」にまとめています。
Archive All — 一覧されている note をまとめてアーカイブします。確認の画面が出るので、OK を押すと実行されます。
入力欄の右には、直前のアーカイブを取り消すボタンと、取り消したものをやり直すボタンがあります。アプリを開いているあいだだけ覚えています。
アーカイブの取り消しも、元の note を対象にします。ほかの端末で変更されている場合は、別の note を上書きせず確認を求めます。
Sweep Empty の確認と結果
Sweep Empty を押すと、すぐには消えません。上部の帯が確認の表示に変わります。
対象の範囲 — いまの Pile View の検索結果だけです。検索語がなければ、この Pile View に並ぶカード全体になります。表示されていない note や、検索で外れた note は対象になりません。確認の文に、範囲と件数が書かれます。
空の判断 — 本文が空か、フロントマター(note の先頭にある設定の部分)だけの note です。
---で始まっていても設定として読めない部分があれば、文章として扱い、空にはなりません。is:emptyによる絞り込みも、同じ判断を使います。守られる note — 番号を待っている note、保存していない編集のある note、同期の競合や保留のある note、内容を読めない note は、空でも消されません。確認の文に「kept」として件数と理由が出ます。
検索の最中 — 検索や入力の変換が落ち着くまでは Sweep Empty を押せません。
確認では Cancel か Delete 3 notes のような削除のボタンを選びます。対象が 0 件のときは Close だけです。Escape を押すと確認の帯だけが閉じ、Pile View は開いたままです。フォーカスは Sweep Empty のボタンに戻ります。
Delete を押すと、確認のあとで編集された note や、新しく守られる状態になった note は、消さずに残されます。結果の帯には、消した件数、変更があって残した件数、失敗した件数、まだ確認できない件数が出ます。うまくいかなかった note があるときは Retry 2 のようなボタンが出て、失敗したものだけをやり直します。成功済みの note は対象になりません。workspace が切り替わったときは、残りの削除を中止します。Done で結果の帯を閉じます。
消した note に開いていたタブがあれば、次に残っている note に移ります。残りがなければ、note の無い空の状態になり、勝手に新しい note は作られません。
カードの並べ替え
カードの並びは、Sort を Manual にすると自分で決められます。
各カードの見出しにある持ち手(Reorder)をドラッグします。持ち手だけが掴める場所で、カードのほかの部分を引いても動きません。動かしているあいだは、落とす位置が点線の枠で示されます。
持ち手を選んで
Alt+←/Alt+→(縦に積んでいるときはAlt+↑/Alt+↓)で、1 つずつ動かせます。Escapeや枠の外で離すと、何も変わりません。Created や Updated で並べているときに最初の並べ替えをすると、その時点の見えている並びが保存され、Sort が Manual に切り替わります。
右クリックのメニューの Move earlier / Move later でも動かせます。画面が狭いときはドラッグできないので、こちらを使います。
この並びは Note Tray の pill の並びと同じものです。どちらで変えても、もう一方に反映されます。
カードの大きさと向き
上部のボタンで、カードを横に並べるか縦に積むかを選べます。Size のつまみで、横並びのときは幅、縦積みのときは高さが変わります。どちらも次に開いたときまで残ります。画面が狭いときは縦積みだけになります。
キーボードで選ぶ
| キー | すること |
|---|---|
J L → ↓ | 次のカードへ移ります |
K H ← ↑ | 前のカードへ移ります |
Enter | そのカードの note に切り替えて閉じます。アーカイブした note のカードでは Create note のボタンに移ります |
A | そのカードをアーカイブします |
Pile View を開いたトレイ(Archives なども含みます)でいま開いている note のカードには太い実線の枠が付き、開いた直後からそのカードが中央に表示されます。キーボードで選んでいるカードには、内側に破線の枠が付きます。最初はいまの note のカードから始まり、そこから前後のカードへ移ります。両方に当てはまるカードには両方の枠が付きます。端まで来ると、それ以上は進みません。
この 4 つのキーは Settings → Shortcuts の Pile View で変えられます。
カードの右クリックメニュー
カードを右クリックすると、次の操作が並びます。
Switch to note — その note に切り替えます。
Archive — アーカイブします。空の note とアーカイブ済みの note には出ません。
Copy content — 本文をコピーします。
Copy path — ファイルの場所をコピーします。
Edit tags — tag を付け外しします。
Move earlier / Move later — カードを 1 つ前、または 1 つ後ろへ動かします。
アーカイブした note のカードでは、Create note だけが並びます。
削除の項目はありません。取り消せる操作だけをここに置く方針だからです。
note を横断して探すパネル
Note Tray の中に開く検索用のパネルです。Command Palette では Toggle inbox search pane という名前で、パネルの見出しには Search と表示されます。
開き方と閉じ方
Mod+Shift+F を押すと開き、もう一度押すと閉じます。入力欄にカーソルがある状態で Escape を押しても閉じます。パネルは Note Tray の中の左側に出るので、いま使っているレイアウトはそのままです。
探し方
Search notes の入力欄に文字を入れると、打ちながら結果が更新されます。入力欄の下には、見つかった件数と、それが何件の note にまたがっているかが出ます。
入力欄のすぐ下には、3 つの切り替えボタンがあります。
| ボタン | すること |
|---|---|
Aa | 大文字と小文字を区別します |
ab| | 単語として区切れている箇所だけを拾います |
.* | 打ち込んだ文字を正規表現として扱います |
3 つは同時に使えます。
結果の読み方と開き方
結果は note ごとにまとまって並びます。まとまりの見出しには note のタイトルと件数が、その下には一致した行が行番号付きで並びます。
見出しをクリックすると、その note が開きます。
一致した行をクリックすると、その note が開き、その行まで移動します。
パネルの開閉、幅、打ち込んだ言葉は frame ごとに覚えています。次に開いたときは前の続きから探せます。幅はパネルと本文の境目をドラッグして変えられます。
プレビューの中を探す
プレビューに表示された文字だけを探す機能です。エディタ側の Advanced Find & Replace とは別のもので、書き換えはできません。
プレビューにカーソルがある状態で Mod+F を押すと、プレビューの上に細い帯が出ます。文字を入れると一致した箇所が光り、3/12 のように何番目かが表示されます。プレビューの右クリックメニューにある Find in preview… からも開けます。
Enterまたは Next で次の一致へ、Shift+Enterまたは Prev で前の一致へ移ります。最後まで行くと先頭に戻ります。
Escapeまたは Close で閉じます。閉じると光っていた箇所は元に戻ります。
エディタの中を探して置き換える方法はエディタにまとめています。
Similar Notes
Similar Notes は、書いている内容そのものを手がかりに、関係のありそうな note を探します。言葉が一致していなくても出てくることがあります。
開き方
Mod+Shift+S を押すか、Command Palette で Open Similar Notes Finder を実行します。このキーは Settings → Shortcuts に項目が無いので、割り当てを変えることはできません。閉じるときは Escape を押します。
画面の見方
中心には、いま基準にしている note が Current note として出ます。その周りに、似ている度合いの高い順にカードが並びます。カードには順位、タイトル、本文の冒頭、ファイルの場所が出ます。
上部では次のものを操作できます。
This tray と All — 探す範囲を、いまのディレクトリだけにするか、すべての Note Tray のディレクトリに広げるかを選びます。
Filter similar notes — 出てきた候補を、さらに言葉で絞り込みます。絞り込んだ件数と元の件数が横に出ます。
Size — カードの幅を変えます。
カードからできること
各カードの下には 3 つのボタンがあります。
Center here — そのカードを新しい中心にして、さらに似た note を探します。たどった道すじは Passage として上に残るので、クリックすれば前の中心に戻れます。
Open — その note を開きます。
Open folded — その note を右側に開きます。画面が狭いときは出ません。
出てこないとき
基準にする note の文字数が少なすぎるときは Not enough text と表示され、候補は出ません。
似た note が 1 つも無いときは No similar notes と表示されます。
絞り込みの言葉に合うものが無いときは No keyword matches と表示されます。絞り込みを消せば候補は戻ります。
Pile View に表示する note がないとき
No non-empty notes は、表示範囲に本文のある note がない状態です。Close で戻り、note に文章を書くと一覧に出ます。Inbox だけを見ている場合は Sweep Notes から整理へ進めます。
検索した言葉に合う note がない場合は Clear filter で絞り込みを解除できます。ほかのフォルダを含めて探す場合は Search all notes を使います。
note を指定した Similar Notes
Note Tray の見出しにある Find similar から、選択中の note を基準に探せます。pill の右クリックメニューでは Find similar notes… を選びます。別の note の pill から開いた場合は、右クリックした note が基準になります。小さな画面には表示されません。
これらの入口は保存済みの本文を使います。Open Similar Notes Finder は、入力中の本文を基準にします。note を指定して開いた場合は Open と Open folded が無効になります。Center here による探索は続けられます。