レイアウト
zudo-text の画面は、いくつでも分けて使えます。分けたひと区画が frame で、1 つの frame には 1 種類の画面が入ります。左で note を書きながら、右にかんばんボードを並べておく、といった使い方ができます。
frame の考え方
frame は縦にも横にも分けられます。分けたあとの片方をさらに分けることもできます。
1 つの frame に入るのは 1 種類の画面だけです。Note Tray、Kanban Board、AI Assistant などから選びます。
多くの画面は同じ種類を複数並べられます。Dashboard(予定や最近の note をまとめる画面)は 1 つの画面構成に 1 枚だけです。同じディレクトリを見る Note Tray を 2 つ並べて、片方を書く用、片方を読む用にできます。
分けかたと中身の組み合わせは、ウィンドウ全体で 1 つです。この組み合わせをそのまま呼び出せるようにしたものが pin で、ピンで扱います。
frame を分ける
frame の上端にある見出し部分を右クリックすると、Split right、Split left、Split top、Split bottom が並びます。選ぶと、その向きに新しい frame ができて、幅か高さが半分ずつになります。
新しくできた frame は空の状態です。中身は次の「frame に入れるもの」で選びます。
Command Palette(Mod+K で開く、コマンドの検索窓)からは Split Frame to Right、Split Frame to Left、Split Frame to Top、Split Frame to Bottom という名前で実行できます。行き先をあとから選ぶ Split Frame to... もあります。
いま開いている画面をそのまま隣にもう 1 つ出したいときは、Duplicate Frame to Right または Duplicate Frame to Bottom を使います。分けたあとも、操作の対象は元の frame のままです。
キーが最初から割り当てられているのは Split Frame to Right だけで、Mod+Shift+Backslash(\ のキー)が入っています。ほかの向きを使うときは Settings → Shortcuts の Frames で割り当ててください。
frame に入れるもの
空の frame には「What do you want to load here?」という見出しと一覧が出ます。上の入力欄に文字を入れると絞り込めます。
広い frame では、候補にマウスを重ねるか、矢印キーで移ると説明が切り替わります。What it is に機能の説明、When to use に使いどころが出ます。対応する表示は Layouts で確かめられます。Manual から詳しい使い方を開けます。
広い frame では候補と説明が左右に並びます。狭い frame では、画面名の右にある ? を押すと、同じ frame の中で About [画面名] が開きます。説明を見るだけでは読み込みや設定は始まりません。Layouts は対応する見え方の案内です。Back または Esc で一覧に戻ると、検索文字とスクロール位置はそのままです。画面名をクリックするか Enter を押すと、読み込みまたは設定へ進みます。
選べるのは次の画面です。
Dashboard — 予定、最近の note、機能の案内をまとめて表示します。
Note Tray — note を一覧して書く画面です。全フォルダまたは指定フォルダと、任意の sticker で表示範囲を選べます。範囲は frame ごとに保たれます。
External File Editor — workspace の外にあるファイルをタブで開いて編集します。デスクトップアプリでのみ使えます。
Kanban Board — フォルダ 1 つをかんばんとして表示します。
Mind Map — Markdown ファイル 1 つを樹形図として編集します。
TODO Board — Markdown ファイル 1 つをチェックリストとして表示します。
Doc Cloud — 外部のドキュメントサービスのページを開いて編集します。
AI Assistant — AI とのやり取りを続けられるチャットです。
Diff View — 2 つのファイルを見比べます。
空の frame にファイルを直接読み込むボタンはありません。手元のファイルを開くときは、この一覧から External File Editor を選んで、その中の Load file… を使います。ファイルを空の frame にドラッグして落とす方法もあります。
すでに何か入っている frame の中身を変えるときは、見出し部分を右クリックして Empty frame を選びます。Empty this frame? という確認が出るので、Empty frame を押すと空に戻ります。いま開いている内容との結び付きと、動いている session(Terminal の shell など)はここで破棄されます。やめるときは Cancel、Esc、見出しの × のどれでも閉じられます。
この確認は、見出しのボタン、右クリックメニュー、Command Palette の Empty Frame、割り当てたキーのどこから実行しても同じように出ます。空に戻ると、選択の一覧が再び表示されます。見出しの画面名から種類を切り替える操作はありません。
レイアウトの切り替え
いくつかの画面は、同じ中身のまま見え方を切り替えられます。この見え方を基本レイアウトと呼びます。基本レイアウトは frame ごとに決まり、ほかの frame には影響しません。
Note Tray の基本レイアウトは次の 3 つで、どれも同じ立場です。
Text editor — エディタとプレビューで本文を書く表示です。
Timeline — note をカードとして時系列に並べます。
Grid — note をカードとして格子状に並べます。
どのレイアウトからでも、残りの 2 つへ直接切り替えられます。選んでいる note と書きかけの内容はそのまま引き継がれます。
見出しの Layout メニューから切り替える方法
frame の上端の見出し部分に、Layout(基本レイアウトを選ぶメニュー)のボタンがあります。ボタンには、いまのレイアウトのアイコンと名前が出ます。狭い frame では名前が隠れ、アイコンだけになります。
ボタンを押すと Text editor、Timeline、Grid が並びます。選ぶと、その frame のレイアウトが切り替わります。
Command Palette から切り替える方法
Command Palette(Mod+K で開く、コマンドの検索窓)では、次の 3 つのコマンドで切り替えます。どれも、いま操作の対象になっている Note Tray の frame に働きます。
Note Tray Layout: Text editor
Note Tray Layout: Timeline
Note Tray Layout: Grid
いまのレイアウトのコマンドには Current と表示されます。Command Palette の Change Layout からも同じ 3 つを選べます。切り替えられる見え方を持たない画面では、その旨が表示されます。これらのコマンドには、最初から割り当てられたキーはありません。
基本レイアウトと区別するもの
次の 4 つは基本レイアウトとは別の設定です。基本レイアウトを切り替えても、それぞれの設定は変わりません。
Note Tray toolbar の位置 — 上下左右のどこに置くかです。後の「Note Tray toolbar の位置」で扱います。
Text editor の中の表示 — 編集とプレビューの切り替えなど、Text editor の中での見え方です。
Timeline の向き — カードを縦に並べるか、横に並べるかです。Timeline で扱います。
表示オプション — 見出しや toolbar に出すボタンなど、細かな表示の設定です。
frame の大きさと状態
frame と frame の境目をドラッグすると、大きさが変わります。
Equalize layout を実行すると、すべての境目が均等に戻ります。
Collapse frame で、その frame を細い帯まで畳めます。畳んだ帯をクリックすると元に戻ります。
Zoom frame で、その frame だけを大きく表示します。もう一度実行すると Restore frame になり、元の分けかたに戻ります。
Swap frames で、2 つの frame の中身を入れ替えます。frame がちょうど 2 つのときだけ使えます。
Pop out frame で、その frame を別のウィンドウとして切り離します。切り離せる画面と切り離せない画面があります。
Close frame で、その frame を閉じます。残った frame が空いた場所を引き継ぎます。
畳む・大きくする・切り離すの 3 つは、frame が 2 つ以上あるときだけ出ます。
Command Palette では Equalize Layout、Collapse Frame、Toggle Frame Zoom、Swap frames、Close Frame、Empty Frame という名前です。すべての frame を閉じて 1 枚の空の frame から作り直したいときは New Frameset を使います。
frame を行き来する
Ctrl+Tab で次の frame へ、Ctrl+Shift+Tab で前の frame へ移ります。ここでの Ctrl は macOS でも ⌘ ではなく control キーです。いま操作の対象になっている frame には、ふちに色が付きます。
frame の見出し部分の右クリックメニュー
frame の上端の見出し部分を右クリックすると、ここまでに出てきた操作がひととおり並びます。空の frame では、一覧の何も無いところを右クリックしても同じメニューが出ます。
Collapse frame / Zoom frame / Pop out frame
Frame settings — その画面に設定がある場合だけ出ます。
Empty frame
Split right / Split left / Split top / Split bottom
Swap frames / Equalize layout
Header buttons — 見出しに並べるボタンを選びます。
Close frame
Header buttons にマウスを重ねると、Collapse、Zoom、Pop out、Empty frame のチェックが出ます。その画面が見出しに操作を持っている場合は、それらも続けて並びます。チェックを外すと見出しからそのボタンが消えますが、右クリックメニューと Command Palette からは今までどおり実行できます。いちばん下の Toolbar settings… からは、アプリ全体の一覧(Settings → Toolbars)を開けます。
大きくしている frame の戻すボタンだけは、チェックを外していても出ます。消してしまうと元の分けかたに戻れなくなるためです。
Note Tray toolbar の位置
Note Tray の中にある Note Tray toolbar(note が並んだ帯)は、上下左右のどこに置くかを選べます。左右に置いたときは、番号だけの表示と、番号とタイトルを並べた表示を切り替えられます。
Command Palette から次のコマンドで変えられます。
Move Note Tray Toolbar: Top / Left / Right / Bottom — 置き場所を直接指定します。
Cycle Note Tray Toolbar Position — 4 か所を順に切り替えます。
Note Tray Toolbar: Collapse/Expand (titles) — タイトルを出すかどうかを切り替えます。
置き場所を直接指定する 4 つには、キーを割り当てるしくみがありません。下の 2 つは最初キーが割り当てられていないので、よく使うようであれば Settings → Shortcuts で割り当てます。同じ設定は Settings → General からも変えられます。
帯に並ぶボタンは、帯の何も無いところを右クリック(タッチなら長押し)すると選べます。New note、Position、Expand / collapse、Publish、Preview mode、Archive のチェックを外すと、その帯から消えます。note の pill と左右の送りは対象外です。同じ設定は Settings → Toolbars の Note Tray Toolbar にもあります。
この右クリックは他の toolbar でも同じように使えます。アプリ上部の toolbar、プレビュー右上の操作、Doc Cloud の toolbar なども同じ要領で調整できます。詳しくは 設定項目リファレンス にまとめています。
モバイルのコンパクト表示
Settings → Editing palette(編集キーの設定)の Compact mobile chrome は最初からオンです。スマートフォンなどの狭い画面や、タッチ操作が中心のタブレットで使われます。アプリ上部の toolbar、ナビゲーション、frame の操作を、コンパクトな編集パレットにまとめます。
パレットの中央には、3 点の More tools(編集キーやアプリの操作をまとめたパネル)ボタンがあります。その上下左右に、各 2 つずつお気に入りの編集キーを置けます。空いている場所では、下の本文をそのまま操作できます。空き領域が狭いときは、お気に入りが一時的に More tools の中へ移ります。
エディタを操作しているときは、お気に入りが表示されます。More tools も編集キーの Keys から開きます。エディタ以外を操作しているときは、お気に入りと Keys が隠れます。パネルはアプリの操作を選ぶ App から開きます。
App では、アイコンと名前が並んだ行から操作を選びます。Frame の Show editor controls で現在のエディタの操作部を表示できます。Return to writing で本文へ戻ります。パネル上部の Configure palette から、使うキーを設定できます。
パレットはドラッグで移動できます。Move palette を押すと、矢印キーなどで位置を決める移動モードに入ります。置き場所は端末・ウィンドウごとの保存で、同期されません。キーの選択やお気に入りは、workspace の設定として保存されます。移動モードと、デスクトップでの編集キーの置き場所は 編集キーバー にまとめています。
アプリ上部の toolbar を隠す
Command Palette の Toggle Global Header を実行すると、アプリ上部の toolbar が隠れて、本文の領域が広がります。もう一度実行すると戻ります。この操作にキーを割り当てることはできないので、Command Palette から実行します。
コンパクト表示をオフにした細い画面では、toolbar の右端の縦 3 点メニューからも切り替えられます。編集キーを画面の上下に固定している場合は、Show header で戻せます。本文に重ねて表示している場合は、Command Palette から戻します。詳しくは 編集キーバー にまとめています。
Note
toolbar が隠れているあいだも、Mod+K で Command Palette は開けます。表示を戻す操作もそこから実行できます。